静岡済生会看護専門学校

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静岡済生会看護専門学校について

本校の目的

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本校は、学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づき、保健師助産師看護師法(昭和23年法律第203号)による看護師に必要な知識・技術を教授し、済生の精神を養い、保健・医療・福祉に貢献し得る人材を育成する。

教育理念

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済生の理念にもとづき、対象となる人間を生命尊厳や個人が尊重されるかけがえのない存在として捉え、それぞれの健康段階にある人に看護が実践できるような専門職業人を目指す。

教育目的

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看護に必要な知識・技術を修得し、済生の精神を養い、保健・医療・福祉に貢献し得る看護師を育成する。

教育目標

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  1. 生命を尊び、個人をかけがえのない存在として尊重する態度を養う。
  2. 看護の対象である人間を総合的に理解する能力を養う。
  3. それぞれの健康段階にある人に応じた看護が実践できる基礎的能力を養う。
  4. 保健・医療・福祉チームにおける看護の役割を理解し、実践できる基礎的能力を養う。
  5. 看護の実践者として向上心・研究心を養い、主体的学習態度を身につける。




静岡済生会看護専門学校3つのポリシー

ディプロマポリシー
(卒業認定、専門士授与の方針)

命の尊さを知り、人間の喜び、悲しみ、苦しみを感じ、相手を思いやることができる

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人間は多様な価値観を持つものと理解し、相手を尊重できる

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自己理解を深め、他者に共感的理解ができる

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個人としての人間をあるがままに理解し尊重できる

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対象の健康や障害の状態に応じ必要な看護を科学的根拠の基に実践できる

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社会における「済生会」の意義を理解し、保健・医療・福祉の連携を認識できる

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済生の精神に基づき、自己の役割を認識し行動できる

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グローバルな視点を持ち多職種と協働できる

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看護のよき実践者となるために、自己の看護観を見つめ直し、看護を探求する姿勢が持てる

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社会の動向に関心を持ち、進んで学習する




カリキュラムポリシー
(教育課程編成・実施の方針)

静岡済生会看護専門学校のカリキュラムは、済生の精神を基盤とし、地域で生活する人々のニーズに基づき、関係機関、施設、多職種と連携・協働し、変化に対応できる看護実践者育成のために「基礎」「専門基礎」「専門」の3分野と「済生会概論」(科目)で編成しています。


基礎分野

基礎分野は看護の対象である人間と社会の仕組みを幅広く理解できるよう「科学的思考の基礎」「人間と生活・社会の理解」という視点に立って、様々な科目が配置されています。



専門基礎分野

専門基礎分野は、大きく2つの領域で構成されています。一つは、人体の構造や機能、人間の健康や健康障害の理解を深める「人体の構造と機能・疾患の成り立ちと回復の促進」。もう一つは、健康を支援する施策・方法・保健医療福祉の仕組み、そして看護職の役割を理解するための「健康支援と社会保障制度」です。



専門分野

専門分野は、多様な看護の場(各専門領域)において適切な看護が実践できるよう、基礎的知識・技術・態度を中心に学べるよう科目を設置しています。授業の主眼は、科学的思考、根拠に基づく看護実践力の育成です。「マネジメント」「チーム医療」「多職種との協働」「医療安全」等もテーマとして取り上げます。



「済生会概論」(科目)

「済生会概論」(科目)は、済生の精神を理解するうえで、重要となる済生会の歴史や役割を学び、済生会の組織人としての自覚を養うためものです。





アドミッションポリシー
(入学時受け入れ方針)

済生の精神と活動に関心があり、看護師として活躍したい人

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看護学を学ぶための基礎的な学力を持ち、目標に向かって真摯に学習を継続できる人

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他者を思いやり、多様な人と関わることができる人

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礼節と礼儀を持ち責任のある行動がとれる人

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健康に関心を持ち、自己の心身の健康管理ができる人




学校長挨拶

学校長静岡済生会総看護専門学校 学校長
石山純三

質の良い看護師を育成することが私たちの使命です

本校は社会福祉法人恩賜財団済生会が開設した、静岡済生会総合病院などの県内済生会医療福祉施設で行う済生会事業を充実向上させることを目指して設立された看護専門学校です。

教育理念として「済生の理念にもとづき、対象となる人間を生命尊厳や個人が尊重されるかけがえのない存在として捉え、それぞれの健康段階にある人に看護が実践できるような専門職業人を目指す」を掲げています。

昭和38年4月に静岡済生会病院附属高等看護学院として認可され、現在までに2,569名の学生が卒業し、静岡済生会総合病院をはじめ多くの医療機関で活躍しています。

現在、日本の看護師養成の中心が大学教育に移った印象がある中、まだまだ看護専門学校が全体の6割以上を担っています。本校におきましても、静岡済生会総合病院の基本方針や伝統を受け継ぎ発展してまいりました。情熱のある人材が3年間というタイトなカリキュラムにより、大学より1年早く社会に出て看護師として活躍したい。また、少しでも家族の負担を軽くしたいという思いで学校生活を送っています。この明確な目的意識が看護専門学校の強みだと考えます。

超高齢社会を迎え、医療も高度化しており、看護師の需要はこれからもますます高まります。チーム医療の中でも看護師は重要な役割を担っています。質の良い看護師を養成することは学校の使命であると考えております。





課程、学科、修業年限、入学定員等

概要

課程

専門課程

学科

看護学科

修業年限

3年

昼夜の別

入学定員

40名

総定員

120名



卒業後の資格

看護師国家試験アイコン
看護師国家試験
受験資格取得
保健師・助産師アイコン
保健師・助産師学校
受験資格取得
専門士アイコン
専門士(医療専門課程)
称号付与



主な就職先

区分令和4年度令和3年度令和2年度令和元年平成30年度
静岡済生会総合病院
36
30
28
32
34
その他県内病院
1
2
3
0
0
県外病院
2
0
2
0
0
進学
0
0
0
2
4
その他
0
0
1
0
0



看護師国家試験過去5年の実績

区分令和4年度令和3年度令和2年度令和元年度平成30年度
受験者数
39
32
34
34
38
合格者数
39
32
34
34
38
合格率
100%
100%
100%
100%
100%




沿革

昭和38年静岡済生会病院附属高等看護学院として3年課程の看護婦養成所の指定を受けるとともに、各種学校としても認可され第一学科を開設する

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昭和46年2年課程(昼間定時制進学コース)第二学科を開設

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昭和61年静岡済生会総合病院附属高等看護学院に名称変更

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昭和63年各種学校より専修学校に移行し、名称を静岡済生会看護専門学校と改める

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平成2年第二学科を廃止

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平成31年八代目校長として石山純三就任

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施設の概要

校舎鉄筋コンクリート5階建 学校部分面積 3,006㎡
静岡済生会特別養護老人ホーム小鹿苑(1階~2階)

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1階~2階特別養護老人ホーム小鹿苑

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3階~5階看護学校(校長室、教務室、普通教室、視聴覚室、多目的教室、図書室、在宅看護実習室、調理実習室、情報処理教室、階段教室、総論実習室、各論実習室、カンファレンスルーム、講堂兼体育館、学生室、休養室、更衣室 ほか)

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学生寮「コーポなでしこ」

通学が困難である(遠距離通学)等の理由により入居を希望する場合は、学校長の許可を得て寄宿舎に入居することができます。


管理:静岡済生会総合病院
設備等:1室1人使用(約19㎡)71室
バス、トイレ、キッチン完備
入居時に入居準備金として、8,800円を負担していただきます。
利用料:8,700円(令和5年10月改定)
上下水道料金、共益費、自治会費を含む。
・光熱費(ガス代及び電気代)は自己負担
・食費は自弁

※希望者(遠距離通学生)はほぼ入居できます。

寮外観

部屋の様子
見取り図

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学費・奨学金・支援制度

区分1年次2年次3年次
授業料
220,000円
220,000円
220,000円
入学料
100,000円
施設維持管理費
30,000円
30,000円
30,000円
実習教材費
30,000円
30,000円
30,000円
教科書・被服代等
200,000円程度(※)
(※)
(※)
  • 授業料は年額を前期、後期の2期に分納していただきます。
  • 納付された入学料は、入学手続き後に入学辞退された場合、返還はしません。
  • 施設維持管理費、実習教材費は、前期授業料に併せて納入していただきます。

(※)1年次生の教科書、タブレット端末、被服代等は、令和4年度入学生の実績です。
2年次生、3年次生でも教科書代が必要になる場合があります。
上記以外にも、予防接種、国家試験対策、傷害保険等の経費が必要となります。




奨学金等

(1)静岡済生会総合病院奨学資金(希望者に貸与)
月額2万5千円、3万2千円、5万円の中から選択
(2)日本学生支援機構奨学金
(3)静岡県看護師等修学資金
(4)静岡県看護協会修学貸与金

等の奨学金制度が利用できます。
※(1)については返還免除制度あり





教育訓練給付金制度

(1)教育訓練給付金制度及び教育訓練支援給付金制度
働く人の主体的で中長期的なキャリア掲載を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とした雇用保険の給付制度です。
教育訓練給付金制度は、雇用保険の被保険者が厚生労働大臣の指定する専門実践教育訓練を受講し終了した場合、本人が教育訓練施設に支払った教育訓練経費の一定割合額(50%~70%)をハローワークから支給する制度です。
また、昼間通学制の専門実践教育訓練を受講しているなど一定の要件を満たした者が失業状態にある場合、訓練受講をさらに支援するため、雇用保険の基本手当の日額の80%に相当する額を支給する教育訓練支援給付金制度もあります。

(2)講座の指定
本校の看護学科は、平成30年4月から専門実践教育訓練給付制度厚生労働省指定講座に指定されています。

(3)支給申請手続
入学生が雇用保険の被保険者であり、要件を満たせば給付金の受給対象となります。詳細については、最寄りの公共職業安定所(ハローワーク)にお問い合わせください。




修学支援新制度

(1)修学支援新制度
しっかりとした進路への意識や進学意欲があれば、家庭の経済状況に関わらず、進学できるチャンスを確保できるよう高等教育の修学支援新制度が令和2年度より開始されました。
この新制度は機関要件を満たす教育機関に在籍し、対象要件を満たす学生に対して給付奨学金の支給、授業料及び入学金免除を行い、経済的に支援する制度です。 本校でも機関要件を満たす教育機関としてこの制度に参加するために、静岡県に確認を申請し、令和元年9月20日に確認を受けました。
制度の概要は文部科学省サイトをご覧ください。

(2)申請書の公表
大学等における修学の支援に関する法律第7条第1項にかかる申請書
令和5年度(様式2号の1~様式2号の4, 様式2号の4別紙)
令和4年度(様式2号の1~様式2号の4,様式2号の4別紙)
令和3年度(様式2号の1~様式2号の4(同別紙))

(3)関連リンク
様式第2号の1-②(実務経験のある教員等による授業科目一覧表)
実務経験のある教員等による授業科目一覧表
様式第2号の2-②(外部人材である構成員の一覧表)
運営委員会名簿
様式第2号の3(シラバス作成のガイドライン)
授業計画等作成のガイドライン
様式第2号の3(授業計画書の公表)
教育体系 シラバス
様式第2号の3(成績評価)
GPAの算出の指標及び成績分布
様式第2号の3(卒業認定の方針)
学則 運営細則 単位認定・卒業評価基準
様式第2号の4-②(財務諸表等)
情報公開(社会福祉法人恩賜財団済生会のサイトに移動します)
様式第2号の4-②(自己評価・学校関係者評価)
自己評価・学校関係者評価報告書
様式第2号の4-②(学校関係者評価)
学校関係者評価委員会規程 評価委員名簿




アクセス

アクセス

静岡済生会看護専門学校

〒422-8527
静岡県静岡市駿河区小鹿一丁目1番24号
MAP

当校にお越しの際は、駐車場がありませんので、公共交通機関または病院の有料駐車場をご利用いただきますよう、ご協力をお願いいたします。なお、駐輪場につきましても台数に限りがありますので、使用を控えていただきますよう、併せてご協力をお願いいたします。


バスでお越しの場合
北口(バス)のご案内

静岡駅北口 8番乗り場 乗車
・美和大谷線・・・東大谷行または静大前行済生会病院前または小鹿局前下車 徒歩2分

南口(バス)のご案内

静岡駅南口 21番乗り場 乗車
・みなみ線(外回り・曲金経由)・・・小鹿営業所行済生会病院正面または小鹿局前下車 徒歩2分

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