静岡済生会看護専門学校

統合分野・指定規則外

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統合分野(看護の実践と統合)


統合分野(看護の実践と統合) 講義4単位(105時間)・実習2単位(90時間)
1.統合分野(看護の実践と統合)の考え方

 

看護を取り巻く環境は、慢性疾患の増加、急激に進んだ少子高齢化、医療技術の進歩等大きく変化し、患者の視点に立った質の高い看護の提供が求められている。一方で、看護業務の複雑化・多様化、国民の医療安全に関する意識の向上等の中で、学生の看護技術の実習範囲や機会が制限される傾向にある。その結果、臨床現場からは卒業時の実践能力の低下、看護技術到達度に差があると指摘されている。このような教育と臨床現場のギャップを抱えた状況の中で、これまでの理論中心になりがちな教育から、臨床実践に適応できる問題解決能力や看護実践能力を備えた看護師の育成に向けた教育が求められている。つまり、これまで以上に臨床業務に接近した状況での、知識や技術の統合が求められている。こうした状況に対応するために、基礎分野・専門基礎分野・専門分野Ⅰ・専門分野Ⅱまでの学習内容を統合した「統合分野」が創設された。

在宅看護論も含め、これまでに学んだ知識・技術・態度の統合として「看護の統合と実践」を位置づけ、対象のおかれている場・状況・状態に応じた看護を実践できる能力を養うことをねらいとしている。具体的には組織における看護師の役割を理解すること、チーム医療の時代、他職種との協働の中で看護師としてのメンバーシップやリーダーシップを理解し看護がマネジメントできること、医療現場では重要となる医療安全や危機管理を理解し、災害直後から支援できる看護の基礎的能力を身に付けること、そして、国際社会において、広い視野に基づき看護師として諸外国との協力ができることを学ぶ。また、既習の知識・技術の統合をはかるとともに、看護の専門性、ケアの質の向上を追究する態度を身に付け、科学的根拠に基づいた看護が実践できる能力の習得をめざす。その過程を通し、自己の課題を明確にし、看護に対する理解を深めていけるよう支援する。


2.目的
   1)基礎分野から専門分野Ⅱまでに学習した内容を活用し、臨床の現場における環境の中で、看護を提供する方法を学ぶ。またそれらを今後    の臨床実践に活かす。

 2)看護に対する理解を深め、自己の課題を明確にする。


3.目標

1)看護をマネジメントできる基礎的能力を養い、看護業務を行う一員としての役割や責任について理解する。

  2)チーム医療及び他職種との協働の中で、看護師としてのメンバーシップ及びリーダーシップを理解する。

3)災害看護の基礎知識を学び、必要な技術の習得及び被災者への援助について考える。

4)医療安全の基礎知識を学び、事故分析の方法を理解する。

  5)既習の知識・技術を統合し臨床現場で看護実践できる基礎的能力を身につける。
  6)研究の過程を体験し、看護に対する考え方、自己の課題が表現できる。
      )看護実践における組織の実際や方法について学び、看護師としての責任と自覚を持つ。

4.科目
 災害看護 看護管理 研究の実際
 総合看護技術  
 看護統合実習