静岡済生会看護専門学校

専門分野Ⅱ

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専門分野Ⅱ(小児看護学)


専門分野Ⅱ(小児看護学) 講義4単位(105時間)・実習2単位(90時間)
1.専門分野Ⅱ(老年看護学)の考え方

           近年、母子を中心として、小児医療を胎生期から思春期まで拡大し、次世代の生命を担う母性内科・産婦人科・思春期内科・不妊症に対する成人内科を含めた成育医療の考え方が提唱され、小児看護の対象が成人期まで広がっている。また、NICUや小児救急などの高度に専門化された看護や周手術期の看護、長期的な障害を残す可能性のある疾患を持つ小児と家族への継続的な看護の必要性も重視され、小児慢性疾患でも成人化することを前提とした家族へと変化している。さらに、精神遅滞・情緒障害・肢体不自由児など、多くの時間を家庭や地域社会で療養する小児の看護も含まれる。この様に、急速に発達した小児医療の流れの中で、より複雑で解決困難な看護問題を持つ小児・家族や集団が増え、水準の高い看護ケアを効率よく提供するために小児看護に関する専門的な知識・技術を求めるようになってきた。

         小児は、環境との相互作用の中で生活し、成長発達し続ける限りない可能性を持つ存在である。また、ひとりの人格を持ち、尊重されるべき存在である。そこで、小児看護学では、次世代を担う子ども達の人格を尊重し、成長発達し続ける存在として捉え、その健康な小児がより健康に成長発達するための予防教育を学ぶ機会としたい。さらに、様々な健康状態に応じた看護を理解するために、小児外来・検査や処置・生活制限・先天的な問題・急性期・慢性期・終末期・救急などの様々な状況にある小児と家族を設定し、それぞれの状況の中で、小児と家族へのどのような看護が必要なのかを理解するための基礎的知識を学ぶ場とする。この様に、小児看護学では、様々な健康レベルの小児と家族のニーズを満たし、より健康的な生活をめざした小児看護のあり方を教授する。


2.目的
     小児各期の特徴、小児を取り巻く環境や小児の守られるべき権利と倫理を理解し、小児の正常な成長・発達を促すための養護と、健康を障
      害した様々な健康レベルの小児と家族に対する看護を学ぶ。


3.目標

 1)小児各期の特徴を理解する。 

   2)小児を取り巻く環境を理解し、健康問題との関連を学ぶ。

 3)小児の権利を尊重した看護や小児医療の課題を学ぶ。

 4)小児の成長・発達における社会の役割について学ぶ。

   5)小児を取り巻く諸制度とその活用について学ぶ。
   6)小児が健康な生活を送るための養護について学ぶ。
   7)疾病や障害を持つ小児と家族への看護を学ぶ。
    8)安全・根拠を含めた小児看護実践力を育成するための基本的技術を学ぶ。